多摩川源流の山梨県小菅村
「美味しい食と暮らしを体験できるプログラム」
5月開催に引き続き第2弾。
今回はオンラインでの開催のため、ご自宅から体験できます。
▼テーマは「わさび」
その昔、お米が育たなかった小菅村では、冷涼な気候で綺麗な水を活かして「わさび」を村の重要な換金作物として育てていました。わさびの産地は全国にありますが、小菅村では今ではほとんど見ることができなくなった伝統的なわさび田で栽培を続けています。
皆さんにはその本物の生わさびの香り・味を体感していただきます。
きっと今までとの印象が変わるはずです！
ですが、伝統的な小菅村でのわさび作りは、今、いろいろな課題を抱えています。
気候変動の影響による大型の台風による土砂崩れ、山の荒廃による水の減少、生産に携わる方々の高齢化 etc….
「健全なわさび田は、健全な山の証拠」と言われており、源流大学では、専門家と共に森の再生プロジェクトをおこなったり、美味しい食を守るための環境改善に務めています。
美味しい体験だけでなく、リアルな課題も知ることで、食の未来について参加者の皆さんと学んでいけたらと思います。
▼講座概要
◇小菅村の美味しい詰め合わせBOXをお届け
・生わさびまるごと1本
・わさびの茎
・刺身こんにゃく
・小菅村からのおすそ分け
・美味しい食べ方レシピ
・わさびが学べるパンフレット
◇オンラインでの特別講座に参加
講座内容
・わさびの生態や栽培の仕方について
・わさび生産者さんから生産の裏側やおおすすめの食べ方の紹介
・これからのわさび田について一緒に考える
・質問や交流
▼開催概要
◇日時
9月10日(金) 20:00～21:00 (19:50よりZoomへ入室可能)
◇イベントへの参加方法
Zoomにて開催いたします。
本Peatixページにてご登録いただいたメールアドレスに、オンライン参加のURLをお送りします。
PCもしくはスマートフォンからご参加ください。 ※ZOOMを使用されたことない方は、事前に【Zoom】のダウンロードをお願いします。
◇参加費(税込)
3,000円(オンライン講座・小菅詰め合わせBOX・送料込みの値段です)
※北海道・九州・沖縄地域は送料の関係上、3,500円となります。
▼小菅詰め合わせBOX配送について
わさびの保存期間や本番に配送を間に合わせるため、早めの申し込みをお願い致します。
配送期間：9月3日から9月7日正午まで。
※9月7日以降でもチケットの申し込みは可能です。
その場合、講座当日にBOXが届かない場合がありますのでご了承ください。
▼この講座への想い
「小菅村の暮らしを試着」 〜自然と共に生きる村から四季の営みを学ぶ〜
東京都・神奈川県の水道水となる多摩川の源流であり、緑豊かな山々に囲まれた小菅村。
この村では、自然の恵みが四季を通して食卓に並びます。
春になったら山菜を採りに山へ。夏は畑でお野菜を育て、秋にはきのこの収穫を。
寒く厳しい冬に備えて保存食を仕込んでいきます。
なんでも自分たちで作るのが当たり前の彼らのライフスタイルは不便に見えますが、とても自由で有意義です。
なんでも揃わないからこそ知恵を絞り、支え合う、自然のサイクルに沿って暮らす小菅村の暮らしを、忙しい日々を過ごしている人にほど試着してほしい。
そんな思いからこの講座は生まれました。
この講座では小菅村の人たち同様に、自分たちで食材から収穫し、その土地、季節を感じる料理を体験をしていただきます。
↓第1弾の様子はこちらから↓
小菅村の暮らしを試着 春:山菜の収穫と川魚の釣り体験
https://genryudai.jp/daily/20210527report/
▼村民講師
木下忠三さん
小菅村民。100年続くわさび田にてわさびを約4000本栽培。
「清らかな源流でつくられた、ツンと辛いけど爽やかな風味の残るわさびをぜひ味わってほしい」
▼モデレーター
塚本紗代子さん
株式会社TSUMUGI代表取締役 / 国際中医薬膳師 1989年静岡生まれ。学生時代過度なダイエットを経験したことをきっかけに食の道へ。国際中医薬膳師として食から体を整える「食養生」の考え方を料理教室やレシピ、商品開発などを通じて提案している。昨年、約2年間の構想期間を経て（株）TSUMUGIを創業。全国の生産者さんとパートナーシップを取り、一般消費者の約７０名の仲間たちと「自分にも地球にも無理のない暮らし方」を探求するコミュニティ（共同体）を始動した。健康的でサステナブルな暮らしを営む個人を増やすことはもちろん、食にまつわる環境問題や社会課題の解決を見据え、活動の幅を拡大中。
▼お問い合わせ
多摩川源流大学 TEL：0428‐87‐7055
