4月15日(土)に予定していた2023年度初回の実習は、雨天により中止に。22日(土)の午後と23日(日)にジャガイモ植えを実施しました。大学生と社会人、村民のご家族で総勢16名が参加しました。
源流大学が管理している中組地区山沢の畑では、耕耘時に落ち葉をすき込んだり、肥料に豚糞・牛糞・「畑の素(生ゴミ堆肥)」を使用し、有機資源を活用した環境再生型農業に取り組んでいます。
昨年から栽培実験している源流地域の在来品種を今年も栽培します。今年は7地域の10品種になりました。
昨年は村内全体でジャガイモが豊作で、収量が少なめといわれる在来品種も、種いもの5~10倍の収量となりましたが、今年はどうなるでしょうか?
品種 | |||
在来品種 | 富士種(紫) | 山梨県小菅村 | |
富士種(緑) | 山梨県小菅村 | ||
落合いも | 山梨県丹波山村 | ||
つやいも | 山梨県丹波山村 | ||
治助いも | 東京都奥多摩町 | ||
水窪いも | 静岡県浜松市 | ||
ふじのねがた | 山梨県上野原市西原 | ||
おいねのつるいも | 東京都檜原村 | ||
立ち枯れいも | 群馬県上野村 | ||
赤いも | 群馬県上野村 | ||
一般品種 | キタアカリ | ||
メークイン | |||
ノーザンルビー | |||
シャドークイーン | |||
今年の栽培実験として、ジャガイモの浅植え栽培を試しています。
これは、種いもは地中に埋めずに地表に置くように植え、落ち葉や枯れ草などを土の代わりに被せて育てる栽培方法です。これが順調に生育して収穫期を迎えると、植えに被せた落ち葉などを取るだけで、地表にできた新ジャガイモを収穫できるというものです。
植え付け、土寄せ、収穫といずれも重労働になる作業が、簡略化できる栽培方法として実践している農家もいるようです。
今回は、キタアカリとメークインで浅植え栽培を試しています。今後の成長に注目です。
次回は、5月27日(土)に、今回植えたジャガイモの土寄せと、大豆の播種を行う予定です。
【前期予定】
5月27日(土)ージャガイモ土寄せ、大豆種撒き
6月10日(土)ー梅採り&梅シロップ仕込み
7月24日(月)ージャガイモの収穫
8月06日(日)ー秋そば種まき
8月26日(土)ーダイコン播種、白菜苗植え、秋そば土寄せ