小菅つくる座と源流大学のコラボ企画、「夏休み親子工作」を開催しました!今回はその活動レポートです。
この企画は、コースター制作とミニデスク制作の2本立て。小菅つくる座が取り組むデジタル技術の木工を活用して、デザインに力を入れた木工に挑戦します。
コースター制作
子どもたちの描いた絵が、レーザープリンターの力でオリジナルコースターになります!
…とその前に、ちょっと木のお勉強。今回のコースターづくりで登場する木材は、スギ・ヒノキ・サワラの3種類。いずれも小菅村内で切り出された木です。いわゆる人工林には無数にあるこれらの樹種ですが、その違いはご存じでしょうか?
香りは?重さは?木目の感じは?・・・種類ごとの違いを、五感で確かめます。
小菅にあるこれらの木は、どんな特徴があるのか、何に活用されているのか、子どもたちにもわかりやすくご紹介します。
さて、いよいよコースターづくり。子どもたちには自由に絵を描いてもらいます。動物に電車に食べ物に…、子どもたちの画才とアイデアが光ります。
みなさんに描いてもらった絵は、パソコンにスキャンし、レーザープリンターで木材に焼き付けていきます。
ミニデスク制作
①パーツ選び
コースターが考えられるするまでの間は、後半のミニデスク制作。まずは、材料選びから。
デスクのパーツは、「天板」、「脚」、「補強材」の三種類。パーツ同士は、工具不要で穴にはめ込んで組み立てができます。今回は、パーツそれぞれにいろいろな型を用意しました。
「どの天板とどの脚が合うかな?」「どんな使い方ができるかな?」
完成図を想像しながら、気に入ったパーツを選びます。
②やすりがけ
パーツの型が決まったら、まずはやすりがけをします。合板を切り出したままだと、ザラザラしていたりトゲが残っていたりして、使いにくくなってしまいます。
③色塗り
やすりがけができたら、色塗り。今回は、ステインという乾きやすい、木材に染み込む塗料を使います。どこに何色を塗ろうかな?さらに、色を決めたら、どんな色合いにしたいかも考えて色をつくります。
④組み立て
塗り終わったら、最後は組み立て作業。
パーツをの組み立ては、穴にはめはめ込むだけの簡単な作りですが、これが意外と力が必要になる工程。子どもたちもゴムハンマーで一生懸命かつ慎重に叩きます。
ミニデスク、コースターの完成!
デスクが組みあがりました。思い描いた形になったでしょうか?
コースターも完成しました。
普段よく工作する子も、あまりしない子も、楽しく取り組んでいる様子でした。そして隣で見守るお父さんお母さんもいつの間にか夢中になって絵を描いたり、色を塗ったり…。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。夏休みの思い出になっていれば嬉しいです。
本講座は、「夏休み特別企画」としていましたが、ご好評につき、今後も継続して開催することになりました!
今後の開催予定は決定次第源流大学ホームページにてお知らせいたしますので、ぜひご検討ください。