春の開校式を行いました!

 源流大学では今年も1年を通して「源流はたけの学校」の実習や季節に合わせて様々なイベントを実施しています。今回は2023年のスタートを切るイベントとして、4月29日(土)に開校式を行いました。

 当日は天気に恵まれ、気持ちの良い晴天となりました。YLO中央公民館で行い、4階では子どもたちの生きる力を描いたドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」の上映会・3階では関東圏の高校生が村の名人に取材をし作品集を作成した「聞き書き甲子園」の報告会・中学校の校庭ではマウンテンバイクの体験会を実施しました。

 4階の映画祭では、川崎市子ども夢パーク=通称ゆめパと呼ばれる遊び場に密着したドキュメンタリー映画を上映しました。子どもたちの「やってみたい」がたくさん詰まった遊び場で、ある子は木工をし、ある子は外でどろんこになるまで遊び、ある子は焚火をしています。自分の「好き」なものに没頭でき、安心して自分らしく過ごせる居場所が「ゆめパ」にはあります。この映画を見た方から「今後の子育てや人生に影響を与えるような映画だった」と感想をいただきました。

上映会の様子

 3階の聞き書き甲子園報告会では、関東圏の高校生6名と家族、取材を行った村の名人(自然と関わる仕事に従事する経験年数が20年以上の村民)が集まりどのような作品が完成したのか発表を行いました。名人は農業(ワサビ・コンニャク・在来野菜)や養殖業・林業・大工など小菅ならではの職業に従事する村民が選ばれました。

名人の仕事内容はもちろん、人生の話まで深く取材をし、名人の口調で一字一句丁寧に書き上げた作品には仕事に対する情熱・家族や村に対する想いがたくさん込められていました。

木下新造さんを取材した江成真央さんは、「コンニャク栽培のこの先は未来が暗いかもしれないという話になったとき、後ろ向きな言葉ではなく、明るい未来への希望の言葉がでてきました。続けていくことの強い責任と覚悟が詰まった言葉を忘れることはないと思います。」と話していました。村には誇れる仕事があるということを改めて実感する報告会となりました。

発表会の様子
集合写真

 中学校の校庭で行われたマウンテンバイクの体験会では、ミニコースを作成し子供から大人まで多くの方に体験していただきました。最後までたくさんの方に残っていただき、「まだやりたい!」との声もありました。今回は実際に使用するパンプトラックの一部を設置しました。現在整備中のコースは森の中にあります。ぜひ完成した際には小菅の森をマウンテンバイクで楽しんでもらいたいなと思います。

中学校校庭にできたミニコース

 1日を通して総勢90名にご参加いただきました!皆さま、ありがとうございました。源流大学では1年を通して様々なイベントを行います。村民の皆様への広報や声かけも強化していきますので、ぜひお越しください。

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