2月18日(土曜日)、1週間前の雪景色とは打って変わって春の陽気のなか味噌作りを行いました!
当日は村内の家族連れや村外からは大学生や協力隊OBの方など30人ほど集まりました。
大豆は昨年同様、源流大学の畑で無農薬無化学肥料で栽培したものを使用し、
麹は大月市にある老舗「吉村味噌糀店」さんで購入しました。
今回は大豆13㎏・塩6㎏・米麹10㎏・麦麹6㎏で合計50㎏の味噌が出来上がるように仕込みました!
味噌はスーパーで簡単に手に入るものです。原料は何で、どのように育っていて、どんな匂いがするのか…
大豆の実物を見せたり、選別方法を実践しながら味噌を作る前に説明をしました。
仕込みについては昨年の開催報告にも詳しく載せていますのでぜひご覧ください!
→https://genryudai.jp/daily/miso2022/
前日の2月17日にじっくり親指と薬指で潰せるくらいの柔らかさに煮た大豆を潰していきます。
この時点で大豆の甘くて香ばしい匂いがしてきます。そのまま食べても美味しいです…
はじめに、「杵と臼」を使って昔ながらの方法で潰していきます。豆がスルスルと逃げていき、さらに杵が重たいのでとても大変!ですが、豆が残っていても手作りならではであるし、食感が残っている味噌は美味しいです。
杵と臼だけでは日が暮れてしまいそうなので「豆挽き機」も使っていきます!
こちらの機械は毎年味噌を作っている村のかたに持ってきていただきました。電動ではなく、人力ではありますがやはり早く潰れていきます。
潰した大豆と麹と塩を混ぜ、コネます。その時に大豆を茹でたときにでた「あめ汁」をいれながらコネていきます!
その後コネて混ざった味噌を丸めていきます。味噌団子ができたら、樽に空気を抜くようにドンッと入れていきます。
そしてジブンだけの味噌が完成!
1年寝かせると食べられるようになり、2年経つと熟成が進みコクのある味噌が出来上がります。
寝かせる期間は長く感じますが、手作りのものを食べる美味しさは格別です!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!